AIチェックの使い方

Webページの品質を AI と独自ルールで多角的に分析する「AIチェック」機能の設定・実行方法を解説します。

AIチェックとは

AI(Gemini)と独自ルールエンジンの両方を使い、Webページを 9 カテゴリ・最大 152 項目 の観点で自動チェックする機能です。

スクリーンショット・DOM・コンソールログ・HTTPレスポンスヘッダーなどを総合的に分析し、 UI/UX の崩れ、アクセシビリティ問題、SEO の改善点、表記揺れ、パフォーマンス低下、 セキュリティ(OWASP Top 10)の不備、法令・コンプライアンス違反、AI ガバナンス未対応などを 1 回の実行でレポート化します。

AIチェックは Pro プラン以上 でご利用いただけます。Free プランの場合は設定ページからアップグレードしてください。

チェックする 9 カテゴリ

  • UI/UX — レイアウト崩れ・CTA明瞭性・可読性・モバイル最適化・多重送信防止
  • アクセシビリティ — alt属性・コントラスト比・キーボード操作・ARIA・フォーカス
  • SEO — title / meta description / OGP / 構造化データ / 見出し階層
  • コンテンツ品質 — 誤字脱字・表記揺れ・プレースホルダー残存・読みやすさ
  • パフォーマンス — Core Web Vitals (LCP/CLS/INP) / 画像最適化 / Long Task
  • セキュリティ — OWASP Top 10(シークレット漏洩・古いライブラリ・open redirect 等)+ Secure Headers
  • コンソール監視 — JS 例外・HTTP 4xx/5xx・Mixed Content・CORS/CSP違反・Service Worker
  • 法令・コンプライアンス — 個人情報保護法・特商法・電気通信事業法・景表法ステマ規制・薬機法・総額表示・GDPR
  • AIガバナンス — AI 生成表記・AI クローラーポリシー(GPTBot等)・llms.txt・チャット UI 安全性

AIチェックを登録する手順

1

AIチェックページを開く

サイドバーから「AIチェック」をクリックして管理ページに移動します。

2

「+ AIチェックを追加」をクリック

フォームが開くので、URL ・名前・端末(ビューポート)を入力します。

3

AI モデルを選択

生成 AI モデルを選択します。

  • Gemini 3.1 Flash Lite(デフォルト・全プランで選択可)— 高速・短時間で動作し、コストが低め。日常的な品質チェックや回数を重視したい場合はこちら。
  • Gemini 2.5 Pro(Enterprise 限定)— より詳細な解析・高精度。 処理時間は長めだが、重要ページの精密チェックや本番リリース前の最終確認に向きます。

どちらのモデルもチェック項目・カテゴリは同じです。迷ったら Flash Lite から始めて、必要に応じて Pro を試すのが安全です。

4

実行スケジュールを選択

3 種類から選択します。

  • スケジュールなし(手動実行のみ) — 登録時に 1 回だけ自動実行され、以降は手動実行ボタンから任意のタイミングで再実行
  • 定期実行(間隔指定) — 6 時間ごと / 12 時間ごと / 1 日に 1 回など
  • 1 日 1 回(時刻指定) — 指定した時刻に毎日 1 回実行
AI API の利用料を抑えるため、Pro プランは最短 1 日 1 回、Enterprise プランは最短 6 時間ごとが上限です。
5

認証設定(任意)

ログインが必要なサイトをチェックする場合は「ログインオプション」を展開し、ログインURL・操作ステップを設定します。

6

チェック項目プリセットを選択

4 種類のプリセットから選びます。

  • シンプル — 必須項目(P0)49 件のみ
  • おすすめ — P0 + P1 = 99 項目(デフォルト)
  • 詳細 — 全 152 項目
  • カスタム — 項目を個別に ON/OFF

プリセット選択後でも「含まれる項目」を開いて個別にチェックを外すとカスタム扱いに切り替わります。各項目には WCAG / Nielsen / Lighthouse などの参考リンクが付いており、項目の意図や評価基準を別タブで確認できます。

7

「作成」をクリック

作成と同時に初回の AIチェックが自動で実行されます。 結果は監視カードを開いた時の「実行履歴」プルダウンから確認できます。

AIチェック監視カード(履歴プルダウン展開時)
AIチェックOK

example.com トップページ

https://example.com/

AI モデル

Flash Lite

スケジュール

1日1回 09:00

プリセット

おすすめ

最終実行

2026/03/16 09:00

実行履歴
  • 03/16 09:00

    定期実行

    検出 0 件

  • 03/15 14:32

    手動実行

    検出 4 件(警告 3 / 情報 1)

  • 03/15 09:00

    定期実行

    検出 2 件(警告 2)

  • 03/14 09:00

    定期実行

    検出 0 件

履歴の各行をクリックすると、次のモックのように結果ポップアップが開きます。

履歴クリックで開く結果ポップアップ

AIチェック結果

2026/03/15 14:32 ・ 手動実行 ・ Flash Lite

もう一度実行レポートを出力
重大 0警告 3情報 1OK 62
全体的に良好ですが、画像 alt 属性とメタディスクリプションの最適化、モバイル時の CTA サイズに改善余地があります。
警告SEO-01

meta description が長すぎます(180文字)

警告A11Y-05

フォーカスインジケータが視認しづらい

情報PERF-02

画像の next-gen フォーマット採用余地

ポップアップ右上の「閉じる」で監視カードに戻り、別の履歴行を選択して比較できます。

監視を運用する

1

手動実行(再生アイコン)

監視カードの右上の 手動実行ボタン(再生アイコン)で、定期実行を待たずに即時チェックを実行できます。

クールダウン 10 分 があり、過剰な API 消費を防ぎます。クールダウン中はボタンが無効化され、残り時間が表示されます。

2

停止 / 再開(停止・再生アイコン)

定期実行を一時的に止めたい場合は 停止(四角アイコン)をクリック。再開は 再開(矢印アイコン)から可能です。停止中は手動実行も不可になります。

3

編集(鉛筆アイコン)

URL・項目選択・モデル・スケジュールなどの設定を変更できます。編集モードに切り替わり、保存すると即時反映されます。

4

削除(ゴミ箱アイコン)

監視と過去の AIチェック結果(実行履歴)をすべて削除します。確認モーダルが表示されるので誤操作の心配はありません。

クォータと使用状況

AIチェックは月次でクォータが設定されています。

  • Pro プラン: 月 50 回
  • Enterprise プラン: 月 500 回

一覧ページ上部の「今月の利用状況」バーで残量を確認できます。 80% を超えると黄色、100% に達すると赤色で警告されます。

他の監視と連動させる

ヘルスチェック・ビジュアルチェック・モーションチェックの編集画面で「AIチェック連動」を有効化すると、 監視で異常を検知した瞬間に AI が原因分析を行います。

  • ヘルスチェックの異常 → エラーレスポンス・ヘッダーから原因を AI が解析
  • ビジュアルの差分検知 → 「どこが」「なぜ」変わったかを AI が説明
  • モーションの失敗 → 失敗ステップの原因を AI が推測
連動 AIチェックも月次クォータを消費します。連動条件を絞り込むことで API 消費を抑えられます。